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「おかえり、ゆあ。
あら、どうぞどうぞ。
お父さんきたわよ!」




エッ!えっ!浮かれたお母さんの笑顔。


怒ってーーない?


隣の先生に気づいてるはずなのに、お母さんは上機嫌でリビングに入っていく。



あれれ?



私は先生と同じく首を傾げた。

学校で問題になるとか、

抗議するとか、
難しい話になる話じゃなかったっけ?


私達は覚悟してここにきた。

私達は、お互いに顔を見合わせた。