私と煌の瞳がぶつかり合う。

「今更遅いよ。
もうーー間に合わない」







えっーーーー?

間に合わない?何が?







トゥルトゥルトゥルトゥル。。





合宿だって分かっていながら、来た電話はお母さん。




このタイミングで、お母さんからの電話。




私は煌を見た。

煌は俯く。




『"もしもし"』









("ゆあ、あんた先生と付き合ってるって、嘘よね?")


ーーー!?


なんで、まさか。

私は、煌を見た。

煌は下を向いたまま黙っている。