「悪魔って誰?」



あ、、





煌の肩に、手が置かれた。



「は、だからっ」


振り向いた煌の頬がぷにゅ、と凹む。


あ、、なんでここにーーーー。








「先生、なんでっ」








煌から見た悪魔先生は、私にとって大好きな先生だ。



ホッとして安心して、もう大丈夫ーー


怖くないーー。


どんな困難があっても、私達は大丈夫ーーって。

差し出された両手に向けて
私は走り出したーー。



「先生っ!!」





私は、先生が大好きです。