「えーーーマジ!!」


キーーン!!



響くんだよ、洞窟の中って真空だし。


優くんが
私を見たからーー私は間違っていないって頷き笑って見せた。



優くんは、じっ、とみていたけどーー真顔で言ったんだ。





「別に、いいと思うよ。


1回、本当は先生は優しい人なんじゃないかって思ったことあったよな。

校長先生が倒れた時ーー。


あの時から今まで、悪魔先生のイメージを保ってきたんじゃないか、って思ったんだ。


だからーー俺はゆあちゃんが付き合うの先生でもいいと思う。


お前の気持ちは分かるけどさーー」





優くんーーーー。



「なんも分かってないでしょに。
俺が何年間守って来たことも、大切にしてきたことも。


それがつい最近狂い始めてきたのは、あの悪魔のせいなんだよ!」









煌ーーーーーー。