「ゆあ、後で話がある」


ビクッ!跳ねる心臓。
話?

何を?、と聞く前に集まりでその話を聞けないまま、終わった。




その話を私は、沙月ちゃんに話した。






「えっ!
話ってそりゃ、告白でしょ!」



煌が、私にーーー。

だけど煌の好きは伝わってるし、現に言われた。

今更再度私に告白って。。



「私、煌がわからない」




ずっと隣にいた幼馴染みの男の子。

他の男子とは違う1番特別で大切な男の子。

だったのにーーー。


「私、煌に好きって言われたんだよ。
話したい事が告白とか、無いよ。

何回好き、言われてもーー
先生が好き」

変わらない。
煌とは幼馴染みのままがいい。


「赤松は、覚悟あるんだろうね。

何回振られても負けない力。
まあ、、赤松も無茶しなきゃいいけど」


えっーーー?

最後、よく聞こえなかった。




校長先生長い話の後、みんなの歓声に沙月ちゃんの声は打ち消されてしまったから。