あの日のバーベキューは、


楽しかったことは認める。



人生の先輩である我龍のメンバーにもあった。







「いや、ゆあは疲れて寝てるな。
寝顔が可愛いな」








車内。



運転席の先生と、助手席に眠るゆあ。


そしてーーーー後部座席に座る俺。






「ーー先生。
明日からの合宿ーー。
ゆあは俺が守りますーー」


「ーー無理だろう。
抑えが効かなくて無理強いしちゃうガキには、女1人守れない」


ーーーーズキン、と傷む胸。