その場が凍りついたのが、わかる。


「は?
あげは、何言ってんの?」








戸惑いの隠せないレイさん。

だけどあげはさんの表情は、冗談なんかじゃないのがわかる。





「だって赤ちゃん嫌いなら、一緒に居ても赤ちゃんも私も幸せになれないからよ」






ーーーーそれは。







いつの"未来"の話ですか?







ううん、もっと早く気づくべきだった。




ずっと不思議だった。




違和感を感じてた。





真夏なのに、肌の露出を抑えた服装。



あげはさんは、もしかしてーーーー。








「あげはさんーーーー、間違ってたらごめんなさい。

あげはさんは、妊娠してるの?」







あげはさんの瞳がより一層、大きくなった。



そして、、1雫の涙。。






あ、やっぱりそうだ。




あげはさんは、、






「うん、私ーー私の中にレイの赤ちゃんがいるの。
だけど、レイは赤ちゃん嫌いだから病院行って下ろしてくる!!
だからもういいの!!」











「良くねーよ!
何勝手に決めてんの!
ちょっと、妊娠してるとかもっと早く言えよ!!


そしたらーーーー









ちゃんとプロポーズ出来るのに。。」









はい?