「あ、きたきた!!
みんないるよ!」

あげは?らしき女の姿。
すぐ横に、イケメン。
そして、不機嫌なヤクザ風な男がいた。

女顔の美男子が何人かいる。

アイツらが"龍神"ーーーー。



だいたい、龍神ってなんだ。

たぶん歳は20代後半ぐらいか。
なんだろう。
近寄り難い空気。
「あの人達が有名な龍神だった人?」

ゆあは、普通に言いのけた。

有名なのかすら分からない。

勉強ばかりしていた俺は、不良にだって縁が無さすぎた。


きっと多分ーーあの異様に醸し出す雰囲気はソレ、とよく似たモノだろう。



「ああ、あの人達は今も輝いていて最強なメンバーだよ。
龍神じゃなくなってもーーあの時のまま何も変わりはしない。

俺の尊敬する先輩達だよ」



本当にキラキラした瞳をした先生は、熱い眼差しを彼らに向けていた。



心から尊敬してるそんな瞳。








「久しぶりです、今日は俺の教え子達とお邪魔しました!!」


教え子ってーーなんにも教わった記憶は無いが。

言わないけど。


これが、不機嫌な日曜日の始まりーーーー。

*煌side終わり*