「おー気が合うな赤松。
俺も奴らが、さっきからイライラの材料になってたわ。
今だけは、団結してやってもいいわ」



え、何?
何の話?

「確かに、邪魔者は排除しなきゃイケナイ気しますし、今だけは団結してやってもいいですよ!」


煌と、先生は怪しく笑った。



「ゆあ、金渡すから買って来い。
やっぱりそれが1番似合うからっ。」


嬉しい。

渡された一万円札。



だけど、さすが週末。

レジの混雑は逃れられない。

仕方ないことだと、スマホを弄りながら待つことにした。




その間、2人を、待たせてしまうけどーー。



2人が、それで仲良く出来る1つのきっかけになるなら、それもいいのかもなんて、勝手な解釈をしてーー。



蒸し蒸し暑い店ん中。
レジ付近の混雑で、クーラーさえ追いつかない暑さ。



だけど、私は先生が選んでくれた水着を見た。


ゆあに合うって白の水着って言っていたけど。


胸元に大きめのリボン。

首で結ぶスタイルになってる。

それに、下の水着はーーーー


腰紐。


学生がセクシー過ぎじゃないだろうか。

まあ、水着の指定はない
自由だったけど。
だけどーーさすがにこれを着るのは恥ずかしい。


だけど、先生の喜ぶ顔がみたいな、なんて思って、自分の順番と共に
レジにその水着を置いた。