「ハァ……」

盛大な溜息の後、スマホを手に取りメッセージの確認をする。

【今日一緒に食事でもどう?】

届いたメッセージに即返信する。

【今からじゃダメ?お腹空いてる】

【いいよ。じゃあ、いつもの場所で】

【OK】

スマホ画面を指でタップして大きく背伸びをする。

とりあえず気持ちを落ち着かせるために食欲を満たそう。

あたしは漫画喫茶の伝票を持ち、約束の場所へ向かうことに決めた。