【michi:私は大丈夫です。でもkのような人間は家族も友達もすべてを破壊します。人間の顔をした悪魔がこの世には存在するんです】

【さり:michiちゃんのいってること分かる。あたしも同じこと思ったことがあるから】

【michi:さりさん、私からのお願いです。今すぐKから距離を置いてください。彼女は恐ろしい人間です。平気な顔で嘘をつき、人を陥れます】

【さり:ありがとう。そうしてみる。michiちゃん、話聞いてくれありがとう。今日はもう寝るね。おやすみ】

michiとSNS上でやりとりをしている間に時計の針は0時を越えていた。

薫子のことを愚痴ったおかげで悶々とした気持ちがほんの少しだけ軽くなった。

SNSがあってよかった。

それに、同じ体験をしているmichiにも共感してもらえてよかった。

明日は明日の風が吹く。

あたしはその言葉を信じて眠りについた。