「恵を抱きたいんだけど。
いい?」

「…聞かないでください…」

「家でいい?」

頷く私を圭吾は自宅に連れて帰った。

甘い口付けはだんだん激しさをまし、とろけるようなキスで私の力は抜けていく。
ベットに私を押し倒した圭吾は優しく目を細め

「恵、好きだよ。愛してる」


はじめてそう口にした。