ある日。
おじい様、父上様、兄上様は謀反の疑いをかけられ捕らえられてしまいました。

もちろん無実です。
捕らえるように命令したのは王様でしたが、嘘を吹き込んだのは側室の羅(ナ)貴人(キイン)様でした。

羅貴人様は王様に一番愛されています。
近々 愛榮が王様の正室として迎えられることが決まり、それを知って嫉妬した羅貴人様は、おじい様たちと対立している派閥と羅貴人の派閥を使って無実の罪を着せました。