「子供らしい外見は愛情の対象になるものよ」と椎子。

「しかし大人女子には自律も必要と。

たとえば、テディベアがいらなくなるように」とあたし。


それって少し想像出来なかった。

椎子と別れ、帰宅する。

実家のアパート。夜。

家族に挨拶をした。
シャワーを浴びる。

「テディベアか」とあたし。

ハローキティのぬいぐるみ。
スマホゲーム。

それをプレイすると、今日という一日が終わるのを感じながら、安心して眠りについたんだ。