響平って頭がキレるし、いろいろと要領いいんだよ。


そこのオーナーにえらく気に入られて、いつのまにか暗黒街に出入りするようになった。



主に運び屋の仕事ね。

中身こそ知らされてなかったみたいだけど、

まあ、クスリとか銃とか……。



ヤバイかもってのは、少なからずあったと思うよ。


けど高い金は貰えるし、最初は危険だと思ってても、感覚ってだんだんと鈍ってくもんだから、やめようにもやめれない、みたいな感じになったんだと思う。


それがあるときヘマやらかして、響平はケーサツに捕まって鑑別入り。