会計を済ませると

「先生、ご馳走さまでした」

と彼女たちが頭を下げた。

「まだ遊ぶんだろ?
ほどほどにしろよ。気をつけて帰れよ」

亜沙美を抱き上げると

「先生、長田先生を幸せにしてくださいね?
私たちそれぞれ長田先生にはいろいろ助けていただいて本当に感謝しているんです。宜しくお願いします」

そういって再び頭を下げた。

師長の言う通り、本当に俺にはもったいない女なのかもしれない。