……あっ、来た!!
たちまち心拍数が上昇して、ますます落ち着かなくなる。
あぁ、どうしよう。気づいてくれるかな。なんだかもう生きた心地がしない。
すると、そんなふうに一人でそわそわする私の前に、明日香ちゃんがひょっこり現れ、話しかけてきた。
「小夏、おっはよー!」
明日香ちゃんは相変わらずとても元気だ。
「あ、おはようっ」
「今日、なんか蒸し暑いよね~。あ、そういえば、昨日の小林(こばやし)くんが出てるドラマ見た? 超いいところで終わっちゃってさ」
いつものように他愛ない話をする彼女。だけど、私の頭の中は今、それどころじゃなくて。有村くんのことでいっぱいだ。
「あ、ごめん。私、昨日は見損ねちゃって……」
「えーっ、そうなの? 録画した? してたら絶対すぐに見たほうがいいよ!」
「あ、う、うん」
明日香ちゃんの話が半分くらいしか頭に入ってこなかったけれど、なんとか平静を装いつつ受け答えする。
その時突然、うしろから誰かに名前を呼ばれた。
「水沢っ!」
たちまち心拍数が上昇して、ますます落ち着かなくなる。
あぁ、どうしよう。気づいてくれるかな。なんだかもう生きた心地がしない。
すると、そんなふうに一人でそわそわする私の前に、明日香ちゃんがひょっこり現れ、話しかけてきた。
「小夏、おっはよー!」
明日香ちゃんは相変わらずとても元気だ。
「あ、おはようっ」
「今日、なんか蒸し暑いよね~。あ、そういえば、昨日の小林(こばやし)くんが出てるドラマ見た? 超いいところで終わっちゃってさ」
いつものように他愛ない話をする彼女。だけど、私の頭の中は今、それどころじゃなくて。有村くんのことでいっぱいだ。
「あ、ごめん。私、昨日は見損ねちゃって……」
「えーっ、そうなの? 録画した? してたら絶対すぐに見たほうがいいよ!」
「あ、う、うん」
明日香ちゃんの話が半分くらいしか頭に入ってこなかったけれど、なんとか平静を装いつつ受け答えする。
その時突然、うしろから誰かに名前を呼ばれた。
「水沢っ!」



