冷酷王と儚き花の姫君

目が合うと、逸らせなくなった。

歓喜に震えるとはこの事だ。

彼女はだんだんと意識が覚醒してきたのか俺の目をしっかりと見ていた。

この状況が飲み込めないのか困惑した表情を浮かべ始め、そしてーーー。

?「あ…あの…」

頭が混乱しているにも関わらず、何とかその言葉を発したと言うように小さな声ではあったが、俺の耳にしっかりと届いた。