大天才魔法使いリリーの話

「さぁ、そろそろ入学式が始まる。リリーは試験を受けていない特別枠で入学が決まり、ここはね実力主義なのよ。だからリリーは一番下のクラスのDクラス。一番上がSクラスで、かなりハイレベルの子が揃っているわ。とにかく、行ったら担任の指示に従うといい。」

「Dクラスか。わかった!じゃあ私行くね!」

「えぇ、帰ったらお話し聞かせてね♪」

「リリー、みんなに何を言われようと胸を張ってね!バトルで勝ち、審査の元クラスの移動は可能よ。でもかなり稀なことなんだけれど、リリーには期待しているわ。」

「バトル、ねぇパパ!明日のバトル、追加で私もやりたいの。一番ランク上の魔物を全て出してほしいの。」


「全て?」


「えぇ、大丈夫よ。私、死なないから。」

そう言うと、もちろんパパとママは驚きを隠せない様子。


「イアス、この子の力がどれくらいのものなのか、見てみたいでしょ?私としては、森でいろんな魔物と戦っては物足りそうなリリーを6歳で感じたわ。もうこの子には敵なしと、言ってもいいくらい。この子の全力、みてみたいわ私も。」


「6歳!?リリー、その時にもしかしてもう上級魔法を使えたと言うのか?」

「えぇ、それより、もう私行くわね。皆んながどんな魔法使いなのかとても楽しみで仕方ないの♪」