夢中で佐々木くんのキスを受け入れる。

息も苦しくて頭の芯がボーッとしてくる。

もうダメかもって思った瞬間、僅かに唇が離れた。

「ごめん…もう抑えらんない、いい?」

息が掛かる距離でそう言われ返事もしない間にブラウスの裾から佐々木くんの手が潜り込んでくる。

「っ…、だ、ダメ…。ここ、オフィスだよ?」

佐々木くんの手を掴むも簡単にほどかれて…

「だから、もうマテは出来ないって言ったじゃん…」

再び佐々木くんの手が私のブラウスの中へと…

そしてーーー

「やっ…」

つい声が出てしまう。

「や、じゃないでしょ?」

そう言ってニヤリと笑う佐々木くん。

いつもは可愛いワンコなのに…

それにここ、オフィスなのに…

けれどもう逆らう気持ちはどこにも残っていない。

「優しく出来ないかも…」

余裕のない声で佐々木くんが言う。

「いいよ…全部、佐々木くんでいっぱいにしてーーー」

再び唇が重なり深く舌を絡めとられる…

んっーーーーー
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