それを汲み取る様に、白と旬が睨んだのがわかった。

「おい、俺らが、あげはになんかするとか思ってるわけ?失礼なんだけど」

白が、食ってかかる。

雑誌を読んでいた旬も、俺を睨んだ。

「一応だ。
あ、そう言えばあげはっていくつだ?
俺らは18だけどーーーー「え!!あ、えっと〜18かな」
なんだか、煮え切らない返事。

「ねえ、あげはちゃん、メイド喫茶で働いてて夜はコスプレバーになるなら、18歳から働ける筈だけど、本当に18歳?
見えないんだよね、実は16歳ぐらいじゃないの?」

ーーーー!!

確かに、見た目16歳と言われたらそう見えるけど。


「それはーーーーっ」

ビンゴか!?

「あげは、誰もあげはを責めないよ。
あげはが一人で生きて来たのみんな、知ってるから」

誰も責めない。
白が、伝えたいのはそう言うこと。