「白ーー。
俺さあ、適当に今まで生きて来たけど、あげはに出会って気づいたよ。

今でも、あげはが出会ったのが俺らじゃ無かったら、どうなっていたかって。
すげー、怖い」


「ああ、俺も怖いよ。
確かに普通の子より強いかも知れない。
だけどーー俺らに勝てないあげはが、勝てるわけない。
俺らは、あげはが無茶しない様に見守る」

俺は、無邪気に寝ているあげはの頭を撫でた。

ホント可愛い。

「あーやばいわ。俺、隣向けない。
ドキドキして、寝れない!」

意外に純な旬。
確かに可愛い。