ヒラヒラの黒と白のメイド服に、猫耳カチューシャ。

正直、これはさすがにやばいな。
今まで、ロリータにも猫耳カチューシャにも興味無かった俺だけど。

あげはが着るとだいぶ違う。

「変……だよね。
あの、あんま見ないでっ」

顔を赤くして見つめるみんなに、首を傾げた。

それが、また可愛い。

「教えたセリフ、言えるだろう?」

「うん、機嫌治るかな?「何してんだ、お前らーーっ、あ、げは?」



来た。

うわぁ、やっぱり思った通り龍の反応やばいね。

「あのね、龍。
白は悪気がなくてしたことなの。
だからねーーーー許してください、ご主人様っ」

ーーーー!!!


「俺は別にーー、なんもないならいいけど。
つか、ヤベー!!
ちょっとごめんっ!!」


あ、龍逃げた。

それから10分後。



「龍、色々最低だな。
トイレで何してた訳?」

まあ、なんとなくわかるけど。