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*龍side*
くるくる、とあげはの髪を、触りーーーー朝を迎えた。

二人っきりの、朝だ。


「ーーーーあげはっ。
好きだよっ」


想いを口にしたら、溢れる気持ちーーーー。



まだ、寝ているあげはの髪を撫でた。



ーー君に出会えたのは"奇跡"。
だってこんなにも愛しい。
未来のお嫁さん。

いつか、俺の本当のお姫様になってーー




愛してる。


眠り姫にキスを落とした。



*龍side終わり*