。。折れた羽根、虹の架け橋。。

しかし、どこだ?

見渡す限り、人、人、人。

酔いそうーーーー。

人混み、苦手なんだよな。


だいたい、こんな昼間から絡んで来るバカも居ないだろう。










「やだっ、離してよ!!」







あ、居たーーーー。




つか、泣いてる?





ーーーーッ!



俺は、彼女の掴まれていない方の手を、掴んだ!





「ーーーーレイくんっ」



ポロポロ、と流れる涙が余りにも綺麗で儚くてーーーー。


吸い込まれて行く様だった。



「何してんだよ!!」


胸に小さな彼女を抱き締めた。



「ーーーーレイくん、なんで?」

なんでって。

「泣かしてごめん。
知らなかったから、ひどいこと言った。
ごめんっ」


「彼女ちょうだい。

可愛いね!」


うん、確かに可愛いけど。

なんか、ただならぬオーラを、感じる。
なんだ?


「ーーあんた達みたいな人が、いるから傷つく女の子がいるんだよっ。ーーーーッ!」


えっ!!


男に向かって行く小さな彼女。

名前なんだっけ?

考えてる間に、相手の腕を掴んで捻った。


えーー!?


「いたッ!
離してくれっ!」


つか、もしかしなくてもーーーー。

「どっか行ってよ!!早くっ!」


緩めた腕ーーーー。
座り込む震えた彼女はそうだ。



「あげはっ」

ビクッと震えた身体。

見上げた瞳が揺れてる。