「ーーーーやばいですよ、白さん、旬さん。
バレたら殺されます!」


ツヨシの焦った声。


「恥ずかしいんだけど。
まじ、無理っ」


多分櫂かな。
俺の夢の中に、入ってくる奴らの声。
姿は見えない。




「なあ、あげはって裸かな?
ちょっと見たくない?」

おい、旬。
夢でエッチな妄想膨らませんじゃねー。


「じゃあ、布団下げてみるか?」

誰かが言った。




まあ、夢だし。
関係ないーーーー。

そう思う筈だったんだけど。





急に布団が、下がって来た。



ーーーー!?


夢じゃないーーーー。


バッ、と起き上がって見たらーーあいつら。




「「「「………し、失礼しました!」」」」




バタンーーーー。




逃げやがった。


あいつら。