「あーあ、しかしショックだわ。
ついにあげはちゃんが、龍のモノになるなんて。
しかも、付き合ってすぐ食べちゃうとか。
俺かよっ!」


いやいや、お前と一緒にすんなし。
軽く睨んでやる。

「わかってるよ、とりあえずーー童貞卒業おめでとう!」

ーーーー!?

なっ!?


「ウゼー、本当ウゼー。
早く出てけよ。
これからあげはと、寝るんだからっ」



シッシッ、と追い出す仕草をする。

この空間に男はいらない。

むしろ、早く二人になりたい。

可愛いあげはの寝顔、見てると癒される。

「わかった。
やっぱり監視カメラ作動しとくわ!」


あははは、と高らかに笑った。