「なんで、あたしーーー?
龍ならもっとステキな人がーーーーっ」


車内はーーーー、あたしと龍の声だけ。

白は目を閉じて寝ていた。


「きっとさあ。
一目惚れかも、知れないっ。

初めて路地裏であったあげはに、、

一目惚れした。


ーーー好きだよっ。
もっと意識してよっ!」

グイッーーーー。
治らないドキドキの中、龍が、あたしを、抱きしめた。


ツヨシさんは知らない振り。


あたしーーー、確かなこと。

龍に恋してるーーーー。






それから、夜を迎えた。







ーーーーーーーー。

カチコチなあたしの身体。
緊張しすぎてやばいなーーーー。

バカ見たい。

心ん中は、ぐちゃぐちゃだ。