「ーーーーやばいっ!」


「無自覚最強だねっ」


旬も、白も意味のわからない言葉並べて。
だけど、その頰は赤かった。

「寝るよ、おいであげは。
ギュッ、としてあげるっ」


白ーー。

仲直り出来て良かった。

あたしの身体は自然に、白に寄りかかる。

「ギュッとして、怖かったんだからね!」





ーーーー。




「本当、、可愛いからやめてっ」


??




この夜。

幸せな気持ちで、寝れた記憶が最後。










「なあ、寝れないんだけど可愛すぎてっ」






白の声が微かに聞こえた。


「うん、本当っ胸がキュンとなるよ俺っ!」



旬の声が間近に、聞こえた気がした。


だけどーーーー眠りに入ったあたしには届かない。



安心し過ぎて、気づかなかったけど。


闇は、迫って居たんだ。