「ありがとうっ、旬。
好きっ」

ーーーーっ!

ほら、来た。

そして、スヤスヤ寝だす無自覚お姫様。

深いため息の旬さんがいた。


「はああ〜〜まじかよ。
これが白の言ってた奴か。
きつい冗談かと、思ったしっ」

ありえないでしょ。
だって寝ぼけてんだよな?



可愛いーーーー。


スリスリ。

すり寄って来るあげはちゃんが、目を見開いて下から見上げるあげはちゃんの目はなんだか、泣いていた。


「あたし、白に嫌われちゃったかなっ。
白が、怖かった。

旬は、乱暴にしないよね?」

寝てるーーーー?んだよね。
軽い意識の中。







「なあ、あげは。
あんま、煽るなよ。
だけどーー優しくしてやるよ?」

あ、旬さん。

見ちゃダメだーーーー。
そう想う意識の中。
不意に重なる唇は、、旬さんとあげはちゃんのもの。