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あれから、ツヨシさんに連れられ総長室に来た。

ドキドキした胸は、おさまらない。

「ごめんなさい、ツヨシさん。
あのーーーー白はっ」


心配。
みんなに責められてないか。

「大丈夫。
龍さんがいるからーーーーっそれっ」

えっーーーー?
ツヨシさんなんかあたし見て固まってる。

「あ、、いやーーーー。
なんでも無ーーーー!!」


バン!!


び、びっくりした。

勢いよく入って来た旬に、あたしは肩を浮かせた。

「あ、あげはっ。
大丈夫か?」

旬なりの気遣い。
だけどーーーー白も、心配。
だけど話せる空気ではない。

だからあたしはーーーー。

「あの、お風呂入りたいな。」

逃げるしか無かった。

「あー、案内するっ」

逃げてごめんね。