「あの、意味がわからないです」

あたしが素直にそう言うと、目を見開き見てる。


「あーそう。
じゃあさあーーーーこれなら分かる?」

ふぇ?

近づく白の顔。
迫る間近の白に、少しビク、と体が、反応した。


「ンッーーっ、白、や!!」

それはーーーー強引に口づけられた。


やだーーーー。
優しくもない。


ただの道具みたいに扱われたあの日を、、
思い出す様でーーーー。




「やだ、怖いっ!
やめて、白っ!!」

あの日も、暗かった。
暗い場所だった。













「ーーーーそこまでだ!
白、離せよっ」








それは、希望の光?












龍の声が聞こえて振り向けば、みんながいた。