黒と白は、二卵性の双子。
似てない筈なのに、前までーーーー黒への感情は無かったのに。

何だろう、恥ずかしいーー。


「ーーーー何その顔、あげはちゃん可愛い!」


いつもの様なテンションの黒の言葉に、、
仕草に、、魅了される。


「黒っ、来ちゃっダメ!!
オセロしててよ!!「なんでっ、ギュッとしてあげるからおいで!」


それは本当いつもの黒だったんだけどーー。









「いいから、来いよ。

はい、あげはちゃんはココね!」

ーーーーグイ、と引っ張られ座ったのは黒の足の間。


嘘ーーーー。


「黒、オセロするならあたし邪魔じゃない?あたし退くからっ!」


逃げようとすれば、腰を掴み離さない黒。

「逃がさないよ、あげはちゃんっ」


ーーーーやだ。



恥ずかしいーーーーっ。
いつもの黒じゃない。



涙目に、黒を見た。




スパーン!!





「痛いよ、白!!」

あ、白に殴られた見たい。