*白side*
絶対、今晩だけは普通に寝れるって思ったけどね。

"ーーー1番、安心するから"。
そう言われちゃ、ガマンするしかすべはなくーーとりあえず昨日みたいなスカートは嫌だった。

捲れた毛布に、さらにチラ見とか、しかも寝れるか、分からない。
デンジャラスだ。

「ーーーー俺、変わってあげたいよ。
だけどごめんね。
なんでも、"白"がいいらしいから」

うわ、黒の奴ムカつく。

安全地帯にいる黒を、人睨みした。

「まあまあ、俺は寝れてラッキーだね。
白頑張って龍から守れよ!
つか、良かったな、念願の初ベッド!!
龍、一緒いいってよ!!」

龍を見たら不服そうだ。
ーーーーガチャ。


「楽しそうだね〜!
じゃあ、寝よう!」

入ってきたあげはに、目を逸らす。
確かにスカートは、嫌って言ったけど。

ショートパンツで、素足を放出。
可愛い。

やっぱり、寝れないかもーー。


心の中で不満を零した。