*白side*

ミルクって、せめて牛乳って言いなよ。
赤ちゃんじゃないんだから。
だけどーーーー仲直りしたみたいで、良かった。


まあ、空気を裂く様で悪いけどーーーーラブラブ期間は終了。
俺は、あげはを引き寄せた。

しかし、まだなんも解決してないことあるじゃん。

「なあ、明日まじでバーで働く気?
コスプレバーって基本的何する訳?」

旬が、唇を尖らして不満を零す。

ーーーービクッ!

ん?
肩が上がるあげはに、不信に見やる。

「コスプレで、接客するーーだけだよっ」


なんだろうーーーー。
なんか、違和感。

「それで時給いくら?」



龍が確信に迫る。


「5000円です」



驚愕な数字に、開いた口も塞がらない。


「「「「まじ?」」」」


1時間5000円って何その数字。

冷静な判断で、考えた時。
普通のバーじゃないかも知れない。

「あのさーーー明日そのバー、客として行くから」


たどり着いたのは、これだった。