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「ーーーー俺のせいなんだ。

黒が、あーなったの。
俺が、後数センチ、低かったら良かったのかなぁ」



ねえ、、黒。


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「ガキだよな、本当。
ん?」

あげはちゃん?


何してんの、本屋の1番上なんか絶対、手が届かない癖に。

側に白がいる。

きっと白が取ってくれる。

あれぐらい届くけどーーーーきっと君は
俺より白を取るよね?







「あ、黒いた!
お願い黒、本届かないの!!
取って!」

何それ。


すぐ側にいる白に、言えばいいじゃん。

俺は、無視して行こうとした!




「待ってよぉーーーー、黒。
いつも、優しかった。
あたしは、白に頼んでるんじゃ無い。

黒がいいんだもんっ、取らないなら一人でするもんっーーきゃっ!」



ーーーーッ!



あーもう!!


ガシッーーーー。


小さな君を抱きしめた。