。。折れた羽根、虹の架け橋。。

「明日行くの?」


龍、ごめん。
行かないわけにはいかないの。

「恩があるからっ」

助けてくれた恩があるから。
生活費だって。

あたしはギュッ、と袖を握った。



「あげはちゃん、その人さあ未成年だってわかって働かしてるんじゃない?
それなら、やばいんだよ!」

知ってるーーーー?






"君、働かない?メイド喫茶と、夜はコスプレバーだよ。お金いいよ?"。


あの日、夜の街を歩いていたあたしに店長が話しかけて来たんだ。


"年、18歳って言ってね"ーーーーーー。


知ってた?


「身分証とか見せた?」


えっーーーーーー?