嘘っ。

白が見てるまえでーーーー。

「やっ!!「何してるわけ?離せよ!」


ーーーー!!


さすがに、白が怒鳴ったことでカフェは、騒然。

だけど、おさまる訳なかった。


「なんだよ、白だってあげはにキスしただろうが!!」


「龍のじゃないだろうが、あげは俺のなの。
キスして悪いか!!」


もう、キスワードに、赤くなるしか術はない。
だって周りからめちゃくちゃ、見られてるんだもん。


恥ずかしいったらない!!


「行こう、黒、旬。
二人なんかもう知らない!!」


あたしは、二人を残してカフェを出た。






「ちょっ、あげは?」







「待てよ!」





遠くから叫ぶ二人に仕方なく、振り向いた。




あたしがどんな顔してたか、なんか分からない。
だけどね、二人は何故か顔を赤くした。