「つか、龍と旬遅いな。
電話してーー「「何してるわけ?」」

うわぁ!!
めちゃくちゃ不機嫌な、龍と旬が立っていた。

まさかーーーー、今の見られた?

旬の頭にコブ出来てるけど。
「あの、イチゴミルクラテ甘いけど美味しいよ!」


あたしは、ニコニコと笑った。
そう愛想笑い。

「ーーーー大丈夫。
もう、なんの心配もいらない。
俺が守るからーーっ」


あれ?


あたし、龍に抱き締められてる?



「もし、また紅牙が襲って来てもーー
俺があげはを守り抜くからっ」



龍ーーーー。






「だから、油断すんなよ」




ふぇ?
油断?

油断って何ーー?


そう聞こうとしたけど言えなかった。




ーーーー!!




龍に、キスされてたからっ。