■捕らわれの男■

その他

矢印/著
■捕らわれの男■
作品番号
155869
最終更新
2008/10/21
総文字数
3,185
ページ数
13ページ
ステータス
完結
PV数
742
いいね数
0
繰り返す思考


即ち捕らわれ


幾度も陥りて


捕われし我

この作品のレビュー

★★★★★
2009/03/29 13:12
投稿者: 蜘蛛谷レンズ さん
真の理

自分では変えようもない根底に根付いた心理は、外側の刺激によって突き崩される時、感謝の言葉を口に出すのだろう。 漂う世界の真理によって、組み立てられる仕組み。 知らぬ間に組み込まれる思考。 気付けば最期に訪れる闇。そして、その闇に刺す一筋の光。 その光の中に何を見るかは、読者に委ねられた暗号のようで心地がいい。 作者はいつも、私の頭の中にその余地が残っていることを思い出させてくれる。 私も云おう彼のように、 「ありがとう」と。

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