ドキドキしていた。

虎太朗に見つめられ、触れられて…嫌ではなかった。
ただ突然すぎてびっくりして拒絶してしまった。
いつものあまい虎太朗ではなくて、、、男の彼に驚いてしまった。

そして気がついた自分の気持ち。

こんなにも私の心のなかは虎太朗で埋め尽くされてるんだって。

「反則なのは虎太朗だよ…。
私を虎太朗でいっぱいにして…大好きすぎだよ、、、。」

気がついた気持ちに私は大きく戸惑いながら、突然の出来事に熱の覚めない熱い指先で唇に触れて困惑していた。