「何よりも欲情が良心を越え、背徳的な性に浸ったとき、男は極上の喜びを味わう。


……だからこそ、僕は希望を手にいれたくてしかたなかった! どんな手を使ってでも、希望という最高のおもちゃを、僕の宝箱に加えたかったんだよ!」


蓮君は狂ったように笑いながら、
一月君にしがみついた。


「さぁ! 拷問でもなんでもしてみろよ! それでも僕は動画を持っている女のことは吐かないがな! 結局おまえは、希望を僕に奪われる運命なんだよ!」


「くっ…!」


一月君は唇を噛み、悔しがる。


これじゃあ、また振り出しだ…。


そう諦めかけたとき、


「グッジョブだったよ二人とも!」
「あとは私達に任せてくれる?」