二回戦目も、蓮君の圧勝だった。 これで蓮君が四点。対する一月君はゼロ。 三回戦目。 これで負ければ、一月君の負けが決まる。 蓮君が華麗なドリブルで攻める。 一月君はなんとか食らいつく。 タイミングを見計らい、蓮君がジャンプしてシュートをうつ。 一月君は意地でジャンプする。 ボールは一月君のはるか上をきれいな放物線を描く。 そのとき、一月君の指先がボールをかする。 ガシャン…! 「あーあ、外れちゃった。まぁ、いいか」