先に蓮君が攻め、一月君が守る。 試合が始まると、蓮君はものすごい速度のドリブルで攻める。 「っ…!」 一月君はほぼ動くこともできず抜かされ、ゴールが決まった。 「どうした一月? 久しぶりのバスケで緊張してるのか?」 一月君は息を切らせ、真っ青な顔をしていた。