私達は公園の近くにある、
外のバスケコートに移動した。


「マッチポイントは5点。つまりさきに3ゴールを決めた方が勝ちだ。まずは言い出しっぺの一月がDFで僕がOF。それでいいね?」


「ああ、問題ない…」


一月君の手は震えていた。


「じゃあ、始めようか」