「どういう意味? 気でもきちがえった?」 蓮君は首をひねる。 「おまえだって、こんなやり方で希望を手に入れることには、心の底では納得がいってないんだろ?」 蓮君は投げられたバスケットボールを手に取る。そして一月君をにらむ。 「だからバスケで決着をつける。そういうこと?」 一月君はうなずく。 「ああ。俺が勝てば、おまえは希望の動画を全て削除し、希望から手を引く。逆に蓮が勝てば、俺は希望と別れて、希望も納得してお前の彼女になる」