思わず言葉を失う。 さっきはバレてもいいなんて思ったけれど、いざとなると絶対にまずいと思えた。 もし、学校に知れたら、友達だって先生だって私のことを失望する。 せっかく今まで授業も部活も頑張ってきたのに、全部台無しになっちゃう。 「その……すみませんでした。どうか許してください」 私は腰を曲げて謝った。 このときになって心から万引きしたのを後悔した。 「別に、俺に謝ってもしょうがないんだけど?」 「でも…」 「ま、希望がなんと言おうと、この動画はSNSで拡散するつもりだから」