先輩は「やっぱり…」と微笑む。 「さっき希望が万引きしてるとこ、しっかりスマホで撮らせてもらったから」 「…………っ!!」 心臓がドクッと脈打つ。 「ほら、見てみろよ」 一月先輩はスマホを見せる。 そこには私がポケットにお菓子を入れてから逃げるまでの映像がしっかり残っていた。 「万引きは立派な犯罪だぜ? おまえ、自分がしたこと分かってんの?」