「嫌だ! 来ないでっ!」


私は必死で抵抗する。


注射器の中身がなんなのか?
私にはすぐに分かった。


「大丈夫。すぐに終わるよ。そしてすぐに気持ちよくなれる。それがすめば、希望ちゃんは晴れて俺たちのペットだ」


抵抗する。とにかく必死で暴れる。


すると椅子が倒れ、
私は縛られたまま地面に倒れた。


「これから希望ちゃんを薬漬けにして、俺達に服従させる。そんで薬を希望ちゃんが欲しがったら、薬と引き換えに次の女の子を希望ちゃんにこの家に運ばせる…」


「俺達で考えたんだぜ。ナイスアイデアだと思わない? こうすればこの家に若い女が絶えることはなくなるんだからな!」


注射器の針が容赦なく私の腕にささる。


……もうダメだ!


「一月君!!」


私は最後の力で必死に叫んだ。