ある日を境に、一月君の体は、バスケを受けつけなくなってしまった。 バスケをしようとすると、一月君の体は、なぜか突然、意に反して動かなくなってしまったり、息が過呼吸のようにあがってしまったりするようになってしまったのだ。 最初は原因不明のままだったけど、ある神経科の病院でついに病名が発覚した。 その病名は、 “動作特異性ジストニア”